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Kazuyuki Ito

Kazuyuki Ito

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ステージ編



全てを振り返ればあまりに長くなりますが
新たに一つ、時の流れに刻まれた物語の話を



今年の7月7日、名古屋でのせをはやみさんとの演奏会
「遥かな夜空の物語-星の詩編-」は
ANIMAの田口雄基氏によってバイノーラルライブレコーディングされました。
和歌山から遥々駆けつけてくれた彼のサウンドは、
以前共に制作した作品「虹に捧ぐ」の頃からさらに深みを増し、
それは素晴らしいサウンドになっていました。
(リリース日は決まっていますが、かなり先になります。)

ANIMAさんは現在、和歌山で音の方舟(FBページ)
をはじめ、その独自の感性に磨きをかけ
空間録音家として目覚しく活躍されています。


そんな彼に紹介を頂き

この11月2日
和歌山県デュニヤマヒルでの「ラ・コリーヌ テアトル」というイベントに
「水声×天野入華」で出演させて頂きました。

メンバーの詳細は、歌にせをはやみさん、
インスタレーションに天野入華さんと、僕がギター、という三人編成。

幾度の共演を経てせをはやみさんとは今回より
「水声」というユニット名で活動することになりました。

11月1日〜3日までの3日間に渡り開催されたアートフェスなのですが
僕らの出番は2日目のお昼一番でした。

前日の深夜14:00に出発し、
狸や鹿に出会いながら、山道を超えてなんとか明け方に和歌山着…

燃えるような朝焼けの空が迎えてくれました。

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それから完全に日が昇り、デュニヤマヒルのふもとまで到着。

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気持ちいい…

デュニヤマヒルとは、桜の木に囲まれた丘に、セルフビルドで建てられた
なんとも素敵な小さな家々が立ち並ぶ場所です。
まるで夢の中の物語に出てくる小さな村のようでした。

なんとも可愛らしい入り口です。

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荷物を下ろし、関係者用の駐車場まで担当のTさんに案内して頂きながら車を移動します。
良い時間になるように、沢山の方が協力し合っている様子が準備段階で
ひしひしと伝わってきます。

僕らのステージはそんな建物の中の一つ、△劇場。
その名の通り三角形に作られた舞台です。

リハーサルをしていると、ANIMAの田口君が駆けつけてくれました。
サウンドメイクのアドバイスをもらいながら、セッティングしていくと
とても気持ちよい音になりました。

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そして客席には、辺りを囲むように並べられた、竹と一体化した無指向性のスピーカー。
素晴らしく心地好い音響です。

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そうこうしていると田口氏に続いてなんと、ANIMAの平野真一さんも登場!

ずっとお互いに存在は知っていて、いつか、とは思っていましたが
こんなに最高なタイミングで会えるとは。





鳥の声、風の音、子どもたちの笑い声、光、遠くから聞こえてくるトラクターの音…

全てが一つになった時、静かにパフォーマンスを始めました。

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僕らのステージのセットリストです。

inspiration
サティ
あめつち
光の雫
the earth〜Birdsong
good morning

水声の音に、リアルタイムで変化していく天野入華さんのインスタレーション

演奏も、美しい自然の呼吸に引き込まれるように即興的に行う場面も
取り入れつつのパフォーマンスができてとても気持ち良かったです。

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ちなみに「Birdsong」は和歌山のハンドパン奏者「平野陽平」さんの曲で
前述の「音の方舟vol.1」に参加されたアーティストさんです。

僕の心を和歌山へと向けた音でした。


初日に出演の平野陽平さんと今回はお会いできないということは
わかっていたので、せめて何か…と思い、
ソロギターアレンジで平野さんの曲をカバーさせて頂きました。



お昼一番のステージでしたが、沢山の方に聴いていただけました。
PAさんも付いていてくれて、とても演奏もしやすかったです。

皆様ありがとうございました。


その後の出演アーティストさん達も個性的で本当に贅沢な時間でした。


サントゥール奏者の「千葉慶」さんはタブラ奏者の「大辻宰」さんとの共演。
圧巻の演奏力と美しい音色に誰もがインド音楽の世界に引き摺り込まれました。

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素和歌さんは鍵盤と歌できれいなメロディーと
二人の歌の美しいハーモニーが抜群に心地よかったです。
途中の朗読にもとてもグッときました。
そして鍵盤の上前さんのお話を聞くと、なんだかとても素敵な場所で暮らしているようでした。
いつか遊びに行きたいなあ。

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続いて、ステージの場所が変わり、(ここも見晴らしの良いとても気持ち良いステージでした)

「上杉満代舞踏会」さんによるパフォーマンス。
三人の女性による白く統一された、闇の影も見えない、光の世界に
誰もが声を失くし、心を奪われました…

が、翌日の公演では「今日とは真逆の闇の女達を演じます」とのことで
見たかったなあ…

クライマックスでは、突然近くにあったシャボン玉製造機?が発動し
一面シャボン玉に包まれました…



そして僕たちは夜を迎え、
その日最後のステージ

Hideto Uesugi Projectさんでした。

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静かに響く鍵盤の音
重ねられたスクリーンに立体的に投影される鮮烈な映像。
幻惑的なヴィブラフォン
そしてその日偶然知り合ったというダンサーの方とのコラボレーション…

大きな歓声と共にラ・コリーヌテアトル2日目の全公演が終了しました。








とりあえず

写真なさすぎてすみません




それからは

美味しいご飯を頂いたり、焚き火にあたりながら
いろんな方とお話ししたり
美味しいチャイを頂いたり、
ディニヤマヒルの様々な建物の中にある沢山のアート作品を見て回ったり

ただただ夢のような時間でした。

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主催のアキラさん、実行委員会の皆さん、支えて下さった多くの関係者様、
観て下さった皆様(名古屋や東京からも!)、出演者様、出店者様、
そしてメンバーのせをはやみさん、天野入華さん、僕たちを和歌山へと導ききめ細やかなサポートをしてくれたANIMAの田口君、平野さん、

本当にありがとうございました!


この夜は和歌山に泊まることになるのですが、
それは次回また番外編にて書こうと思います。




2019.11.17

Kazuyuki Ito
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